中庭 ~春本番~ [我が家の旬]
中庭に ~ 本格的な春の訪れ ~
3月中旬を過ぎると・・・暖かさも増してきて・・・次々と山野草の開花が続く。
宜しかったら・・・・・続きをご覧下さい。
~クリスマスローズ & キクザキイチリンソウ(キクザキイチゲ) ~
☆☆☆☆☆早春季植物 その後~キクザキイチリンンソウ~☆☆☆☆☆
中庭のキクザキイチリンソウ
キクザキイチリンソウが中庭の草花の仲間入りしたのは、今から30年以上も前のこと。その後、何年も葉が繁るのに花は全く咲かなかった。咲き始めたのはおそらく今から10年前頃だろう。
それも、一輪か二輪だけ咲いただけの年が続いた。
そして、5~6年前頃から、花数が徐々に増えてきた。
数多く咲くようになると、
花や葉、形、がく片(花弁に見える)の形や数などに違いがあることに気がついた。
その(1)
芽生えの頃は・・・幼葉の縁が赤紫色・蕾が黄白色
葉が開いてくると緑色に、花(実はガク)は黄色が消えて白色になってくる。
最後は・・・見慣れた白花に
その(2)
芽生えが赤味を帯びた紫色の蕾・葉も同様な赤紫色の葉
花が開くと・・・がく片の内側(花弁に見える) ~見慣れた青花~
その(3)
地中から出たばかりの蕾は赤紫色・葉は濃赤紫色
蕾が上がり、花を広げ始めると・・・・赤紫色が白色に
がく片外側の赤紫色は純白に変化。
最後は・・・純白の花
その(1)は少し緑がかった白色で、がく片裏も少し緑がかる。しかし、その(3)は純白と言っていいほどの白色。葉の色も(上の写真は)少し緑がかってはいるが、はっきりとした緑葉となっているものもある。
☆☆☆☆☆ ☆☆☆☆☆ 早春季植物 ~おまけ~ ☆☆☆☆☆ ☆☆☆☆☆
白花ショウジョウバカマ
☆☆☆☆☆ 春を待ちわびた ~~クリスマスローズ~~ ☆☆☆☆☆
中庭に・・・実生のクリスマスローズ開花
その①
見覚えのない・・・クリスマスローズの花①
今年開花した上の花は“白花シングル咲き・紫糸ピコティー”の実生花・・・と思い込んでいたが、花を持ち上げて中の様子を見た(我が奥様が)、見たことのない花と言ってきた。
よく見ると~一つ上の写真~、中に赤紫色のスポット(点々)があるではないか。植えたことのない花模様なので、これは自然交配した新しいクリスマスローズと言うことになった。
交配もとの親花を探すと・・・・・
どうやら、この二つの花の形質を受け継いでいるように思える。多分片方が雄花で、他の一方が雌花だったのだろう。どちらも鉢をこの近くに置いたのだろう。
その②
見覚えのない・・・クリスマスローズの花②・・・
こちらも、今年初めて見る花模様。
しかも、部分的に似ているところのある花が5~6個。
そのうちの3点・・・
これも自然交配としか考えられない。この場所に置いた鉢から実がこぼれているのを覚えている。2019年には発芽苗を確認し、その後毎年肥料を与えてきた。発芽してから5年目に花が付いたことになる。
これも、交配もとの親花を探すと・・・・・
この二花が親ではないかと考えている。上三点の交配した花は親の気質をいくつか受け継いでいるが、面白いのは“一番内側の丸まったガク片”が新しい形質として現れていることだろう。
この形質が、来年以降にもうまく固定してくれればおもしろいなと思っている。
自然交配が変わった花を作ってくれたが、意図的に(人工的に)交配した株からは“新しい花”が生まれてこなかった。
人工交配は・・・もう少しやり方を変えていくことにしよう!!
ご訪問ありがとうございました。
タグ:202303
自然交配で新しい楽しい花が咲くといいですね^^
by Mitch (2023-03-19 17:07)
こんにちは^^
キクザキイチゲ、先日植物園で見る事が出来ました。
白も2種類あるのですね。純白のお花は、花びらが尖っていますね。
クリスマスローズ、やはり自然交配するのですね。
私が載せた時、皆さんが信じられない様子でした^^
20年以上育てていますので、あってもおかしくないですね。
これからどんなお花が咲くか楽しみですね。
by いろは (2023-03-19 17:27)
中庭の手入れ・管理・整備などで「人生」豊かに過ごせますね。
すばらしい、日々と思います。
by 夏炉冬扇 (2023-03-19 20:55)
今晩は。皆様、ご訪問、そしてコメント有りがとうございます。今日はよく晴れていましたが、風が冷たく気温があまり上がりませんでした。中庭の草花も、なんだか花の開き方がすっきりとしていませんでした。
Mitchさん:中庭に、植えた覚えがない花を発見すると、“あれー!!”とか、“植えた覚えがないのに”・・・などと真っ先に考えてしまいます。鳥さんが運んできたとしか考えられないピンクのツバキが咲いたときもそうでした。自然交配したクリスマスローズの花も、新しい発見でした。
いろはさん:20年以上も庭で育てていると、確かに交配種が出来ても不思議はありませんね。人工交配がうまくいかないのが残念です。
夏炉冬扇さん“人生が豊かに”・・・そうですね、そんな感じがしています(ちょっと大げさですが)。
ご訪問ありがとうございます。
xml_xslさん
tomi_tomiさん
絵瑠さん
侘び助さん
ゆるりさん
by michi (2023-03-19 22:53)
自然交配で生まれた新しい花が”素晴らしいもの”で、翌年以降も“新しい品種”として固定するかはわかりません。ですから、"品種改良"に取り組んでいる方は努力は大変なんだろうと思いました。
by michi (2023-03-19 23:01)
キクザキイチゲはシンプルですが雪国の春の花という感じですね。
キンポウゲ科の花は大好きです^^
今年は紅色の山シャクヤクが咲くと良いですね。
by Baldhead1010 (2023-03-20 06:33)
Baldhead1010さん:今晩は。コメントありがとうございます。ヤマシャクは、頂いた種子を巻いてから今年で7年目になります。咲くのを楽しみにしているんですが、芽がまだ小さいような気がしてきました。
キンポウゲ科の植物は、私も大好きです。
ご訪問ありがとうございます。
斗夢さん
kazuーkun2626さん
by michi (2023-03-20 16:53)
まあこぼれ種で咲く花は交配が有っても不思議はありませんが、意図して作るのは大変でしょうね~近所のクリスマスローズ、昨年とは大幅に勢力図が変わっています。(赤が圧倒的優勢)
by OJJ (2023-03-21 13:31)