紅葉の谷川岳 [ハイキング / トレッキング]
谷川岳山頂 ~オキノ耳~
今年最後のトレッキングは・・・紅葉の谷川岳
10月後半の天候の落ち着いた日を狙っていたが、中々安定せずに28日のなってしまった。
歩いたルート
コ ー ス |
天神平 ー 天神尾根・田尻尾根分岐 ー 天神平・天神峠分岐 ー 熊穴沢避難小屋ー 天狗の留まり場 ー 天神ザンゲ岩 ー 肩ノ小屋 ー トマノ耳 ー 山頂(オキノ耳) ー トマノ耳 ー 肩ノ小屋 ー 天神ザンゲ岩 ー 天狗の留まり場 ー 熊穴沢避難小屋ー 天神平・天神峠分岐 ー 天神尾根・田尻尾根分岐 ー 天神平
|
標 高 差 | 最高点標高:1970m 最低点標高:1306m |
累積標高差 |
上り:839m 下り:839m
|
そ の 他 |
自宅から車で谷川岳ロープウエー駐車場(標高750m)へ。そこから天神平まではロープウエーで往復する。(地図等はヤマケイGPS記録をもとに作成)
|
宜しかったら・・・・・続きをご覧下さい。
谷川岳は、大病をして2~3年のブランクの後に初めて登った山。
それも今と同じ10月。1度目はロープウエーを降りてから肩ノ小屋へ向かう途中で心配になって引き返した(もちろんロープウエーで)。2度目はその1週間後。今度は山頂まで登り、下りは西黒尾根を無事下山。このときにやっと体調が完全に(?)戻ったと感じたのを覚えている。この経験がその後のトレッキングにつながった。
|
ロープウエーで標高1,320mの天神平まで登る
(画像が多いです)
天神平 ~ 田尻尾根と背後に笠ヶ岳・朝日岳・白毛門 ~
(標高はそれぞれ、1,852.1m 1945.2m 1,720m)
ロープウエーは沢沿いから田尻尾根の上を進んで、標高1,320mの駅に降り立つ。窓からは真っ青な空と赤く染まった尾根が目に飛び込んでくる。今日は素晴らしい1日になりそうだ。
トレッキングスタート
木々の合間から・・・谷川岳が覗く
手前の左上の方に伸びる尾根 ~田尻尾根~ の下側には紅葉した樹木が透けて見える。その背後の山はこれから登る谷川岳の山頂方向。
カエデの黄葉・ドウダンツツジの紅葉
山麓を登る。黄葉や紅葉で残っているのは僅か。
双耳峰の谷川岳山頂が見えてくる
出発から20分、標高1,403mの天神平・谷川岳分岐を通過。山頂の"双耳峰"がくっきりと!!
熊穴沢避難小屋が見えてきた (標高1,465m)
肩ノ小屋西方向の大パノラマ
天狗の留まり場(標高1,665m)付近で、肩ノ小屋から伸びている尾根を撮る。中央の山は川瀬ノ頭だろうか。尖って見える面白そうな山だが、ここは"爼嵓(マナイタグラ)山稜"で、道がないようだ。万太郎山へ続く尾根道は少し北側にある。
天狗の留まり場
天狗の留まり場から 東方向の大パノラマ①
逆光でのパノラマ撮影(失敗)。 中央やや左にスタート地点~天神平~が見える。
天狗の留まり場から 東方向の大パノラマ②
天狗の留まり場から 東方向の大パノラマ③
天狗の留まり場~天神ザンゲ岩~肩ノ小屋へは辛い急登が続く。
天神ザンゲ岩から振り返る (11:05)
肩ノ小屋を通過 (11:23)
ここから西方向に上信越国境の山を代表する "谷川連峰主脈縦走路" のロングコースが伸びている。もう少し若ければ、この縦走路を歩いてみたかった。
肩ノ耳からの眺め ~中央に "武尊山" ~
正面に・・・トマノ耳 (11:40)
11:45頃 トマノ耳山頂(標高1,963m)の山頂に立つことが出来た。かなりのんびりと歩いてきたが、さすがに疲れが出ている。周囲の眺望を楽しみながら、更にゆっくりと山頂に向かう。
トマノ耳付近からの大パノラマ ①
トマノ耳付近からの大パノラマ ②
パノラマ①:右端がトマノ耳山頂。斜面の白い色は雪。
パノラマ②:右端のピークが山頂~オキノ耳~ 左端は万太郎山へ続く "谷川連峰主脈縦走路"
山頂~オキノ耳~ 直前~
トマノ耳付近からの大パノラマ ③と
山頂直下での眺望も素晴らしい。"パノラマ②"とほぼ同じ方向を撮ったものだが、②より標高が少し高くなっているので、万太郎山へ続く "谷川連峰主脈縦走路" がよく見渡せる。
谷川岳山頂 ~オキノ耳~ に立つ (12:15)
出発してから約4時間、やっと山頂に到着。2度目の登頂。眺めは抜群だったが、今回の方が疲れたのは・・・(年のせいだろうか)・・・。
標高1,977mの標識の前で
山頂からの眺望を楽しもう
北東~東方向の眺め
黄文字は近くの山、橙文字は遠くの山。山頂からの眺めは大変素晴らしい。遠くの山並みが霞んでいるのは仕方が無いが、近くの山々は晩秋の色が見事としかいいようがない。
しばらく山頂からの眺めを堪能した後・・・下山・・・
肩ノ小屋目前に・・・・・ (13:00)
雲で覆われ薄暗くなり始めた "谷川連峰主脈縦走路" をもう一度撮影。こんな景色はめったの見られないので、何度撮っても飽きない。尖った爼嵓が目に焼き付く。尾瀬燧ヶ岳で登った "爼嵓" を想いだ出す。
天狗の留まり場・・・・・も見納め!
熊穴沢避難小屋を過ぎて・・・まもなくゴールの天神平
無事に ~天神平ロープウエー駅~
15:20頃ゴール のんびりと歩いたせいか(というよりは休みが多かったのだろう)、休憩や景色をみたり写真を撮ったりで、7時間もかかってしまった。でも、今年最後のトレッキングは本当に楽しい山歩きになった。
おまけ・・・・・紅葉 & 黄葉
上りと下りのロープウエーの中から楽しんだ "紅葉狩り" で終わります。
ご訪問ありがとうございました。
タグ:20221104
2022-11-04 16:58
nice!(14)
コメント(11)
仲良くお元気。素晴らしいです。
by 夏炉冬扇 (2022-11-04 20:50)
天気にも恵まれていい山行で眺望も素晴らしいですね。紅葉もいいタイミング! 避難小屋からは急登が続きますが、流石です。上り4時間頑張られましたね。お疲れ様でした。
by Jetstream (2022-11-04 20:57)
こんばんは。ご訪問ありがとうございます。
9月初めにupしてから、その後は雨と猛暑にやられながら野菜や植木の世話と、撮りためてきた花の写真の整理・冊子作りに精一杯で、毎日が過ぎてしまいました。
もう少ししたら、皆様のページに訪問させていただこうと考えています。
その前に先日歩いてきた谷川岳トレッキングをUPしました。ぜひお立ち寄りください。
コメント & ご訪問ありがとうございます。
夏炉冬扇さん:これから、またスタートします。よろしくお願いします。
Jetstreamさん:疲れましたね。今年は3回目のトレッキングに谷川を選んだのですが、やはり体力の衰えがはっきりと出てきました。でも、景色は最高でした。
ご訪問ありがとうございます。
kazu-kun2626さん
侘び助さん
by michi (2022-11-04 21:45)
ご夫婦で紅葉の谷川岳トレッキングとは羨ましいです。
大病後なのにきつい山道を元気に歩ききりましたね。
爺も婆と行きましたが妻が登った途端に足を痛めてリタイヤでした。
by お散歩爺 (2022-11-05 08:29)
ご夫婦で紅葉の谷川岳・・羨ましい限りです!姿勢が宜しいですね~
10年ほど前に一度だけ挑戦した時は雪に見舞われ天神平のリフトは停止で、撮影に来られた草野仁、とミッツのオジサン(太った元アナウンサー)と写真が取れたことが唯一の思い出です。
by OJJ (2022-11-05 10:51)
思い出しました、徳光和夫! 失礼します。
by OJJ (2022-11-05 10:52)
お散歩爺さん:現役の頃は、1月に1~2回の土日はなんとか山を歩いていた時期もありました。寝込んでしまうと、歩きたいという想いが余計強くなっていたのかなと思ってます。
OJJさん:著名人二人との写真はよかったですね。雪に覆われた天神平は、紅葉と白い雪のコラボが楽しめませんでしたか? ("綺麗な雪”なんて、めったにあるものではないですが)
ご訪問ありがとうございます。
xml_xslさん
by michi (2022-11-05 16:49)
初めて谷川岳に行った時は、お恥ずかしい話ですが、
雪の装備が全くないのに天神平駅から天神尾根に
登ったところで、尾根道が雪をかぶっているのを見て
危険を感じて引き返しました^^;
そのあと無雪期に再挑戦して登頂はできました^^
by Mitch (2022-11-05 17:30)
ご夫婦でトレッキング、お元気で何よりです。
こちらの山は台風14号でかなり擦れていたんでいると思いますが、今年は暖かいので12月中は楽しめると思います。
やっぱり高い山はいいですね。
by Baldhead1010 (2022-11-06 03:21)
天候に恵まれてよかったですね。
青空の下の素晴らしい眺めからも高揚感が伝わります。パノラマ撮影と山々の同定で臨場感も増してます。
下りのロープウェイでは紅葉を楽しんで充実した登山でしたね。お疲れさまでした。
by tochimochi (2022-11-06 07:58)
Mitchさん:こんばんは、ご訪問ありがとうございます。
雪をかぶった尾根道は怖いですよのね。中学生の頃、3月の山で雪庇に乗って2~3m落ちたことを思い出しました。雪に埋まった今回の谷川岳は、山頂近くで前日(早朝かも?)に降った雪が壁に張り付いていました。そのせいで登山道は泥濘んでいました。
Baldhead1010さん:台風14号の影響が大きかったんですね。12月まで山歩きが楽しめるなんて、うらやましいです。
tochimochiさん:ロープウエーの中から斜面の紅葉を楽しめましたね。尾根道も遠くは霞んでいたものの、青空の下での景色も堪能してきました。
ご訪問ありがとうございます。
グリーンさん
mayuさん
by michi (2022-11-06 17:48)