妙義山を歩く① ~金洞山・中之岳~ [ハイキング / トレッキング]
中之嶽駐車場から見上げる ~妙義山-中之岳~
5月の白雲山・相馬岳に続き、金洞山の一部をトレッキング。台風接近や天候不順が続いた9月初~中旬を過ぎ、なんとか晴れ間が期待できそうな9月の下旬、金洞山の中之岳を目指すことにした。
金洞山~中之嶽~ トレッキングコース
当日のトレッキングルート
中之嶽駐車場 ー 中之嶽神社 ー 轟岩 ー 見晴台 ー 石門分岐 ー 最初の鎖場 - |
中之岳 ー こぶ岩 ー (※ 東岳 ー エスケープ道 ー大砲岩分岐) ー 中之岳 ー |
石門分岐 ー 石門広場・第四石門 ー 大砲岩分岐 ー 大砲岩 ー 石門広場 ー |
第三石門 ー 第二石門 ー 第一石門 ー 石門入口 ー 中之嶽駐車場 |
移動距離:約3km 標高差:約670m 累積上り:561m 累積下り:566m |
コースタイム : 約4時間30分(休憩等を含む)
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(※ 印は当初の計画。危険箇所もいくつかあることから、東岳の手前~こぶ岩~付近で折り返した。
宜しかったら ・・・・・ 続きをご覧下さい
7:40 快晴の空のもと、中之嶽駐車場を出発。まずは中之嶽神社の石段を登る。鳥居の背後にそびえ立つ岩は“轟岩”。鎖場や危険な岩場が多い山なので、無理をせず、途中で(早めに)引き返すことも念頭に!!
入口から急な階段が続く。階段の正面に大きな岩が立ちはだかる。ここは標高745m付近(駐車場が724m)。急登はまだまだ続く。登山道は轟岩を右方向に巻いて見晴台へ向かう。
石段が終わっても、標高約900mの見晴台までは林の中の道を急登が続く。出発から35分と順調に登る。
見晴台から見上げる ~中之岳~
見晴台からは、正面にこれから進む中之岳や東岳、眼下には “石門” の奇岩などが見えている。
石門群は下りに通る予定なので、危険マークの続く鎖場は中之岳直下ともいえるこの場所から始まる。(石門群を通ると“第一石門”をくぐるときから鎖が連続する)
左に西岳、中央は裏妙義かな?
鎖を登り、高度を上げると遠くの山々が見えるようになる。“浅間山” が西岳(左端)の脇から顔を出す。
鎖場が続く
目の前の岩まで登らないと“中之岳” には届かない。この先どんな岩場が待ってるのやら。不安が続く。
西岳(左端)と中之岳(おそらく右端)の間に ・・・“浅間山”
この壁を登り切ると・・・・・中之岳山頂に。かなり厳しい壁に、少し苦戦しそうだ。
中之岳山頂から 北方向 の ~パノラマ~
9:30 鎖に苦戦しながらも、標高1,094mの山頂に到着。山頂には“祠”(右端)がある。左端が“西岳”。
中之岳山頂から 南西方向 の ~パノラマ~
右端が“西岳”。中央部に平らな頂の山が見える。今年の4月18日に登った・・・“荒船山”。
写真上を・・・UP ・・・ 荒船山(標高1,422.7m)
荒船山は、平坦な頂上部と切り立った崖のある山容が、荒波を割って進む船に見立てた名前と言われる。平坦な山頂を紅葉の時期にもう一度歩いてみたいと思っている。背後の八ヶ岳は残念ながらよく見えない。
荒船山トレッキングの様子は・・・・・こちらからご覧下さい。
☆☆☆☆☆☆ 途中で出会った 花 ☆☆☆☆☆☆
ヤマハギだろうか・・・?
ギボウシ
リンドウ
花は少なかった。ヤマハギ(?)は尾根道に多く、ギボウシは岩場の日陰にまだ群生していた。リンドウは尾根道の一カ所で確認できただけ。
☆☆☆☆☆☆ 花を見る余裕がなかったが本音 ☆☆☆☆☆☆
山頂から 南東方向に・・・・・ 金鶏山 と 大砲岩周辺の奇岩を見下ろす
こぶ岩
中之岳山頂から、東岳方向に向かうと “こぶ岩” という凹凸のある尾根に出る。その後UpーDownを繰返して東岳へ登る道が続いている。
こぶ岩と東岳(標高1,094m 右端)
東岳の先は、(私たちには無理な岩場)“鷹戻し” に向かう。ただ、その前に石門広場に降りる “エスケープ道” があるので、体力・気力が持てばその道を降りようと計画していたが、それは断念した。
こぶ岩付近から 北方向 の 大パノラマ
中央に浅間山・・・・ほぼ北西方向に位置する。
浅間山を・・・・・UPで
昨年6月22日に浅間山第一外輪山を廻っている。左端がおそらく黒斑山(2,414m)だろう。
宜しかったら・・・・・・浅間外輪を歩くをご覧下さい。
東岳山頂を拝み、来た道を引き返す。帰りもいくつもの鎖場を通ることになるので、気は抜けない。
妙義山を歩く ① は終わります。
次回~妙義山を歩く ➁~は 中之岳を降りてからの 石門巡りを予定しています。
☆☆☆☆☆☆おまけ ~Macroで撮った 中庭の 旬 ~ ☆☆☆☆☆☆
ヒダカミセバヤ
ミズヒキ
モミジアオイ
ご訪問ありがとうございます。
タグ:201910
こんにちは^^
妙義山は険しい山のようですね。
鎖場も多いようですし、岩もゴツゴツしていそうです。
頂上から見る景色は素晴らしいですね♪
ミズヒキのアップが素晴らしいです!
by いろは (2019-10-03 14:57)
いろはさん:有り難うございます。でも、ミズヒキのUPは難しいですね、ピントがいまいちでした。妙義はホントに鎖が大変でした。もう少し行けるかなと思ったんですが、無理はできませんでした。
ご訪問ありがとうございます
tochiさん
Inatimyさん
シラネアオイさん
ゆるりさん
by michi (2019-10-03 16:13)
こんな恐ろしげなところ、よく登られましたね><
自分はこんな恐ろしげなところには近づきたくもありません(冷汗;)
by Mitch (2019-10-03 17:49)
ゴツゴツ感のある岩山です。
名前からして、昔は鉱山?
by 夏炉冬扇 (2019-10-03 17:57)
トレッキングと言っても鎖場があり、かなり厳しそうなコースですね。
by Baldhead1010 (2019-10-04 04:26)
おはようございます^^
観光で行ったので鳥居の階段だけ登って帰ってきました。
こんな登山道なんですね、見るからに山の形が鋭かったから……!
by せつこ (2019-10-04 05:43)
おはようございます。台風から変わった温帯低気圧の接近で、新潟はこれから少し荒れるようです。
Mitchさん:妙義山は今年2度目ですが、残した“東岳”へはいつかまた挑戦してみます。
夏炉冬扇さん:鉱山は無かったのではないでしょうか。上毛三山の一つに数えられる妙義山は、白雲山・金洞山・金鶏山・相馬岳などを合わせた総称で、日本三大奇景の一つといわれています。
Baldhead1010さん:少し“やばかった”との思いもあります。垂直に近い鎖場もあります。山頂尾根の眺めは抜群なんです。
せつこさん:日本三大奇景と言われています。後半は奇岩の石門などを巡りました。次回にUP予定です。
ご訪問ありがとうございます
ぶらり爺さん
絵留さん
めもてるさん
ハマコウさん
kazu-kun26さん
by michi (2019-10-04 10:11)
こんにちは^^
山女ですね~(ヤマメではありませんよ^^)こんなところわたくしにはとても無理だわ。
by mimimomo (2019-10-04 10:16)
mimimomoさん:確かにキツ~い岩場でした。もう少し腕の力が持続できたなら、もう少し先まで(予定のコース)行けのかもしれません。ごく普通の山好きジジババなので、無理はしないように歩いています。尾根の絶景が疲れを癒やしてくれました。
by michi (2019-10-04 17:46)
妙義山は20年ほど前に登山道があるのが分らず、
道なきがさやぶの岩場を家内と上まで登ったのが、
懐かしいです。凄く景色の良いところですね。
by 旅爺さん (2019-10-06 16:01)
妙義山は岩場の多い山なんですね、腕力も必要になりそう。
でも楽しそうな山行、一歩間違えれば怪我の元ですね。
by g_g (2019-10-07 10:06)
旅爺さんさん:尾根まで上がると、素晴らしい360度のパノラマが広がっていましたね。
g_gさん:尾根(全てが登山上級者向き)まで上がらずに、一般道を歩くコースもあります。その中の“石門巡り”のコースも歩いてきました。奇岩の多いコースも楽しめました。
ご訪問ありがとうございます。
花好き人さん
よしころんさん
by michi (2019-10-07 18:19)
妙義山は車窓観光しただけですが、一見して異形、只者でない様そうですね~沢山の山野草にもまたビックリ・・michiサンだから見られた?
地元高砂の相撲取りに妙義竜と云うのが居ますが・・・
by OJJ (2019-10-10 09:54)
OJJさん:“妙義竜”ですか。当地に関係あるんでしょうね。強そうな“龍”ですね。
ご訪問ありがとうございます
さとしさん
ありささん
by お名前(必須) (2019-10-10 15:33)
妙義山は厳しい山と聞いてますが、凄い鎖の連続ですね。
ルートがよく分らないし遠いので行きそびれてます。
でもお天気が良くて浅間もすっきり眺められて何よりです。
お疲れ様でした。
by tochimochi (2019-10-12 14:32)
よく妙義山にいかれるようですが、難度は高い山ですし稜線は恐怖感を感じます。登攀能力があると察します。私は恐怖心が先だって気が進みません。(笑) 相馬岳だけでも稜線の細さ、切れた断崖でヤバイと感じた次第です。果敢にトライされ素晴らしいです。
by Jetstream (2019-10-14 22:15)