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燧ヶ岳 フラワートレッキング ③ [ハイキング / トレッキング]


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燧ヶ岳山頂(柴安嵓 ーしばやすぐらー)へ ~フラワートレッキング ③


当日歩いた ~ルート図~

3-02s尾瀬地区案内看板.jpg

先回は爼嵓(まないたぐら)まで。今回はその続きで、爼嵓~山頂 “柴安嵓(しばやすぐら)” までと下山路(上図のピンク色のライン)の様子です。


宜しかったら・・・・・続きをご覧ください。



☆☆☆☆☆ 燧ヶ岳山頂に立つ ☆☆☆☆☆

3-11爼嵓~柴安嵓1.jpg

燧ヶ岳山頂 ~柴安嵓~

爼嵓最高地点( 2,340m) から爼嵓/柴安嵓間の鞍部( 2,292m) まで48mほど下り、最後の上り ~標高差約58m~ に挑む。疲れがたまってきているが、あと僅かなのでゆっくりと歩くことにする。
3-15爼嵓~柴安嵓_08.jpg
前方に巨大な岩壁
この巨大な岩を巻くと山頂かな・・・?
3-20柴安嵓山頂.jpg
燧ヶ岳山頂に立つ
10:50 出発してから約4時間後半、標高2,356mの燧ヶ岳山頂(柴安嵓)に到着(爼嵓で引き返さなくと良かった!!)。
腰を下ろし、昼食をとる。その後に、山頂からの眺めを楽しむことにしよう。
☆☆☆☆☆ 燧ヶ岳山頂からの眺め ☆☆☆☆☆
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南西方向の大パノラマ
左端は尾瀬沼、正面には尾瀬ヶ原とその背後に至仏山(標高2,228m)が見える。右背後に越後三山などが見えるのだろうが、残念ながら雲があってはっきりしない。
それでも、ここまで登ってきて始めて見られた ~素晴らしいパノラマ~ に大感激。
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昨年歩いた ~至仏山~
3-21柴安嵓山頂・ミノブチ岳.jpg
尾瀬沼
尾瀬沼の手前のピークは “ミノブチ岳”  爼嵓からの下山道が見える。ここを通って長英新道を下ると、尾瀬沼湖畔にある長蔵小屋へ至る。沼の中央にある黒い点は・・・“赤とんぼ” のようだ。
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オンタデ(? タデ科)
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ハクサンオミナエシ(オミナエシ科)
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ミヤマオトギリ(オトギリソウ科)
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ヤマブキショウマ(バラ科)
 
☆☆☆☆☆ 下  山 ☆☆☆☆☆
 
山頂で40~50分くらい過ごしてから、上ってきた道を引き返す。
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熊沢田代の広大な湿原に別れを惜しみながら歩く
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熊沢田代の池塘 と 背後に越後の山並み
3-31下山熊沢田代_01.jpg 3-31下山熊沢田代_03.jpg
木道の上は・・・歩きやすかった
3-31下山熊沢田代_04.jpg
頭上に・・・黒雲が気になる
熊沢田代に咲く白い花は・・・・・“ワタスゲ”
旬を過ぎたばかり。午前に通った時よりも花が綺麗に見える(先を急ぐ)。
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木道脇の・・・コバノギボウシ・キンコウカ (ともにユリ科)
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サワラン(ラン科)
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トキソウ(ラン科)
3-41下山広沢田代_01.jpg
広沢田代 ~池塘群
池塘の一つに “青空” が映り込んでいる。山頂や熊沢田代付近で黒雲を"感じて”いたが、広沢田代を通過するときにはこの青空にホッとした。
~~~ あと少し ~~~
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御池まで500m
 
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アリドオシラン(ラン科)
山地帯~亜高山帯の針葉樹林や落葉樹林の林床で苔に混じって生える。初めて見る植物で、「"アリドウシ"か"ミヤマウズラ"の葉に見たことのない花が咲いている?」と思った。
 
ここはもう出口直前。最後まで歩き通した "ご褒美" をいただいたと感謝!! 
(薄暗い場所だったので、ピントがうまく合わなかったのが悔しい)
3-42オオバタケシマラン2.jpg
オオバタケシマラン(ユリ科)
3-42オオバタケシマラン31.jpg3-42オオバタケシマラン32.jpg
     オオバタケシマランの花   (葉を裏側から見る)
亜高山帯~高山帯の林内に生える。1枚上の写真は "実" で、タケシマランに比べて細長いのが特徴。葉はアマドコロやナルコユリに似ているが、花は反り返った釣り鐘型をしているところが異なる。
"ラン"とついているが百合の仲間。最近見ていなかった。こちらも"ご褒美"かな。
3-43キノコ.jpg
キノコ
こちらも、初めて見たキノコ。とても綺麗なキノコ。
下山の最後(御池登山口500mほど手前)に、初めての植物(アリドウシラン 綺麗なキノコ)。久しぶりに見た植物(オオバタケシマラン)との出会いを楽しんで、
            ・・・・・燧ヶ岳フラワートレッキングが終了となります。
ご訪問ありがとうございました。

タグ:202208
nice!(32)  コメント(13) 
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コメント 13

Jetstream

柴安カグラまで頑張って登られて良かったですね。登り返しがあるんで案外キツイです。御連れ合いも健脚で、流石です。
池塘のあるコースには花が一杯ですし、田代のある風景は和みます。
by Jetstream (2022-08-24 12:24) 

お散歩爺

尾瀬のいろんな姿を見てると懐かしいです。
随分幅広く色々楽しまれたようで良かったですね。
爺が尾瀬に行ってたのはもう60年も前なんです。

by お散歩爺 (2022-08-24 12:38) 

侘び助

登山・・・羨ましい~~
少し前までは喘ぎながらでもついていけたのに・・・
今は近くのスーパーに買い物がやっとこせ~"(-""-)"
by 侘び助 (2022-08-24 13:01) 

Baldhead1010

頂上からの眺めは、頑張って登ってきた人だけへのご褒美ですね。

高山には結構ラン科植物が自生してるんですね。

9月に入ったら、山シャクヤクの植え替えです。
by Baldhead1010 (2022-08-24 13:25) 

michi

Jetstreamさん:目の前に見えているのに、爼嵓から下ってまた柴安嵓山頂まで上がるんですから、参りましたね。でも、遠くに見えても意外と早く着けるという経験を、沢山していたので気が楽でした。"田代"の高山植物をもっとゆっくりと見たかったんですが、時期が少し遅かったです。

お散歩爺さん:随分前に尾瀬に行ってたんですね。私の初回は30年くらい前です。子ども達と尾瀬沼ー見晴ー三条の滝ー御池ココースを歩きました。

侘び助さん:私も今回のトレッキングで足腰の弱さを思い知らされました。この先のトレッキングが心配になってきています。

Baldhead1010さん:ランの花は、意識していないときに出会ったことが度々あります。今回もそうでしたが、喜びもひとしおですね。

kazuーkun2626さん:ご訪問ありがとうございます。



by michi (2022-08-24 16:47) 

Mitch

オオバタケシマランって、「ラン」の名がついていてもラン科ではなく
ユリ科なんですね。お写真と名前を見たときにラン科っぽくないなと
思ってしまいましたが、そうゆうことだったんですね。
by Mitch (2022-08-24 17:20) 

夏炉冬扇

お二人で仲良く。
健康、素晴らしいです。
by 夏炉冬扇 (2022-08-24 18:06) 

michi

Mitchさん:"○○ラン"と言う植物名は結構あるようですね。例えばクンシランやヤブラン、・・などなど。"ラン"という名になったかはわかりませんが(それぞれにいわれがあるんでしょうね)。

夏炉冬扇さん:ありがとうございます。

ご訪問ありがとうございます。
ぼんさんさん

kousakuさん

グリーンさん

ハマコウさん

よしころんさん

hana2022さん

向日葵さん

yana703さん

tomi_tomiさん

kiyokiyoさん

by michi (2022-08-25 07:35) 

暁烏 英(あけがらす ひで)

行きたいなあ!好天でよかったですね。
半世紀前、社の山岳部で燧ヶ岳ハイクをした時、燧ヶ岳でものすごい雷に遭いました。死んじゃうんじゃないかと真っ青になったことを思い出しました。
by 暁烏 英(あけがらす ひで) (2022-08-25 21:51) 

tochimochi

柴安嵓まで歩かれて良かったです。尾瀬ケ原と至仏山の眺めは絶景だったでしょう。
色んな花も見られましたね。私はワタスゲが好きなのですが、この時期では少し遅かったようですね。
帰路の熊沢田代、広沢田代の湿原はまた安心して楽しまれたことでしょう。
お疲れさまでした。
by tochimochi (2022-08-26 13:42) 

michi

暁烏 英さん:"燧ヶ岳でものすごい雷"に遭遇でしたか。怖いですよね、雷! 私は昨年の至仏で出会いました。それも、もの凄い豪雨ー雷ー(そして)雹でした。怖かった! やはり好天の山歩きは最高ですね。

tochimochiさん:予定していた時期から2週間くらい遅れて行きました。天候があまり安定しなかったので延ばしに延ばしていたんです。それでも、花が少しは楽しめたので良かったです。

ご訪問ありがとうございます。
enosanさん

モリガメさん

絵瑠さん

by michi (2022-08-26 18:04) 

OJJ

池塘でこれでもかという程自然の花を楽しまれて序に山頂も確保される意欲と体力が本当に羨ましいです。燧ケ岳読めますが書けません。
ランは良いけど煌びやかなキノコは遠慮しますデス
by OJJ (2022-08-27 21:38) 

michi

OJJさん:おはようございます。最後の"キノコの写真”は、トレッッキングの最後に~御池登山道入口~で見たものです。色と形が綺麗なのと、初めて見るキノコでした。特に傘や茎の部分の朱色が綺麗でした。名前を知っている人がいたら教えて欲しいなあと思ってます。

ご訪問ありがとうございます。
たそがれじーじkajisanさん

SWEETさん

てんてんさん

さとしさん

by michi (2022-08-28 05:34) 

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