至仏山の花 ~ 3 ~ [ハイキング / トレッキング]
尾瀬燧ヶ岳 & 尾瀬ヶ原(至仏山中腹より)
燧ヶ岳・尾瀬ヶ原のベストビューポイント。至仏山左奥には "会津駒ヶ岳(標高2,133m)" が霞んで見える。山ノ鼻から北東方向に広がる尾瀬ヶ原、その端にある下田代から伸び上がる燧ヶ岳。
山ノ鼻から登ってこそ味わえられる尾瀬の景色に満足。
至仏は高山植物の宝庫でした。
<その1~その2>以外の花をもう少し紹介します。
宜しかったら、・・・・・続き ~至仏の花 その3 ~ をご覧ください。
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至仏山の花 ~ 2 ~ [ハイキング / トレッキング]
至仏山山頂まで30分のところに広がる ~高天ヶ原~
山ノ鼻から4時間近くもかけて登ってきた"高ヶ原"。標高約2,100m前後のところにお花畑が広がる。山ノ鼻ー至仏山は高山植物保護のため、登りの一方向だけが許可されている。そのため、高天ヶ原のお花畑を見るためには山ノ鼻から登ってくるコースをとらなければいけない。
山ノ鼻ー至仏山山頂は一気に820mも登らないといけない。
体力的にきついコースとなった。
宜しかったら、・・・・・続き ~至仏の花 その2 ~ をご覧ください。
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至仏山の花 ~1~ [ハイキング / トレッキング]
~ 至仏山 と その手前に広がる 尾瀬ヶ原 ~
尾瀬ヶ原の西端に位置する "至仏山" は燧ヶ岳とともに尾瀬を代表する名山。この山には超塩基性の蛇紋岩地特有の高山植物が特産することで知られている。7月中旬を過ぎた頃に、出合ったことのない花を求めて "フラワートレッキング" に出かけた。
"ヤマレコのGPS記録” をもとに作成
歩いたコース | 鳩待峠 ー 山ノ鼻 ー 高天ヶ原 - 至仏山 ー 小至仏山 ー オヤマ沢田代 ー 原見岩 ー 鉢待峠 |
標 高 | 出発地点:1,597m 最高地点:2,204m 最低地点:1,407m |
累積標高 | 上り:821m 下り:806m |
歩いた距離 | 約11.5km |
ネットなどで調べたコースタイムは5時間ぐらいだったが、いつものように写真撮影などでかなりオーバーした。
宜しかったら、・・・・・続き ~至仏の花 その1 ~ をご覧ください。
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至仏山 フラワートレッキング ~ 予 告 ~ [ハイキング / トレッキング]
蛇紋岩からなる ~至仏山~
尾瀬ヶ原の西の端に位置し、東端の燧ヶ岳とともに尾瀬を代表するのが標高2,228mの “至仏山”。蛇紋岩地特有の貴重な高山植物が多いことから、いつか歩いてみたいと考えていた。山頂は上の写真の左端、右奥にうっすらと見えるのは燧ヶ岳。
鳩待峠登山口にある案内看板
山が混む前にと、7月も中旬を過ぎた頃思いきって歩くことにした。コースは鳩待峠(上図の現在地)を出発。赤の点線に沿って、
鳩待峠ー山ノ鼻ー高天ヶ原ー至仏山ー小至仏山ーオヤマ沢田代ー鳩待峠
と歩いてきた。
山ノ鼻から至仏山に向かう
尾瀬ヶ原の西端に位置している “山ノ鼻” の標高は1,410m。至仏山山頂(上写真の左端の山)は2,228mなので、この湿原からは標高差約820mとなる。
至仏山の森林限界付近から燧ヶ岳を望む
標高約1,670m付近。上ってきた北東方向を振り返ると標高2,356mの “燧ヶ岳” が見える。その手前に広がる “尾瀬ヶ原” は森林の影になっていて、まだよく見えない。
標高約1,850m付近。森林限界を越えると蛇紋岩の岩が露出してくる。鎖場も2カ所あった。雨が降ると滑りそうな岩だ。超塩基性の岩石が植物の成長に影響を与え、この地に特有な植物に変えてきたのだろう。
森林限界を過ぎると・・・・・高山植物の花が目立って多くなってきた。
ヨツバシオガマ
クルマユリ
タカネナデシコ
コバイケイソウ
至仏山山頂
山頂での写真をよく見ると背景に“ゴミ”のようなものが映り込んでいる。1枚目の写真にも写り込んでいる “ゴミ” のような点がある。
これは何だとおもいますか・・・・・?
蛇紋岩地の湿った草地に生育する絶滅危惧種
以前から会いたかった植物にやっと出会えた。至仏山と谷川岳に特産する植物です。
次回以降にトレッキングで出合った高山の花たちについて触れていきます。至仏から戻って、連日30度をこす猛暑に見舞われています。畑の作物や中庭の草花の世話に追われて、写真の整理とPCに向かう時間がなかなか取れない状況です。
次回を・・・・・お待ちください。
ご訪問ありがとうございました。
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